―― 法律上のラインと、脳が感じる「裏切り」の重さ
こんにちは。
心理カウンセラーの伊藤憲治です。
パートナーの行動に違和感を覚えたとき、
あるいは自分自身の行動に迷いが生じたとき、
こんな問いが頭をよぎることがあるかもしれません。
「これは浮気なのか、それとも不倫なのか」
世間では
「結婚していれば不倫、していなければ浮気」
と、シンプルに区別されがちです。
けれど、カウンセリングの現場でお話を伺っていると、
この二つの境界線は、法律ほど明確ではなく、
心の中ではもっと曖昧で、連続的なグラデーション
として存在していることが多いと感じます。
このページでは、
社会のルール(法律)と
心のルール(心理・脳の仕組み)
その両面から、「浮気」と「不倫」の違いを整理していきます。
🌠【社会のルール】法律上の明確な境界線
📌 結論:法律上の違いは「婚姻関係があるかどうか」だけです。
まず、法律の世界では明確な線引きがあります。
判断基準は、婚姻関係(法的な契約)が存在するかどうかです。
📘 不倫(不貞行為)
- 定義:配偶者がいる状態で、配偶者以外と性的関係を持つこと
- 法的扱い:民法上の不法行為
- リスク:慰謝料請求・離婚事由になり得る
不倫は、社会的には
「契約違反」
として扱われ、
法的・経済的な責任が発生します。
📙 浮気
- 定義:未婚のカップル間で、パートナー以外に心や関心が向くこと
- 法的扱い:原則として違法ではない
(※婚約・内縁関係などは別)
浮気は、法律よりも
個人の倫理観や関係性の問題として扱われます。
ここまでは、制度としての話です。
けれど、私たちが本当に苦しくなるのは、この先ですよね。
🧠【心のルール】脳と語源から見る違い
📌 結論:脳は「浮気」と「不倫」を区別して痛みを感じていません。
心理的には、
私はこの二つを「脳のどこが動いたか」で整理しています。
🎈 浮気 =「気が浮く」
「浮気」という言葉は、
文字通り「気持ちが浮つく」状態を表しています。
脳の働きとしては、
- 新奇刺激
- 高揚感
- スリル
といったドーパミン(報酬系)が強く関与します。
特徴としては、
- 一時的
- 衝動的
- 「魔が差した」「本気ではない」
と捉えられやすく、
安全基地(本命)を失う覚悟までは持たないケースが多いのが特徴です。
⛓️ 不倫 =「倫(みち)ならず」
「不倫」は、
人としての道から外れる、という意味を持ちます。
こちらは単なる衝動ではなく、
- 嘘を重ねる
- 秘密を共有する
- リスクを引き受ける
という継続的な心理的負荷を伴います。
関係が長期化すると、
- オキシトシン(愛着ホルモン)
- 共犯関係による結びつき
が生じやすく、
依存的で抜けにくい関係になりやすいのが特徴です。
🌱 なぜ人は「定義」にこだわってしまうのか
カウンセリングで
「これは浮気ですか? 不倫ですか?」
と問われるとき、
その奥には、こんな心理が隠れていることがあります。
- された側:
「不倫」と断定することで、
怒りや悲しみを正当化したい - した側:
「浮気」と呼ぶことで、
罪悪感を軽くし、まだ戻れると思いたい
言葉にラベルを貼ることで、
私たちは無意識に
心のバランスを取ろうとしているのです。
🌙 結論:脳は「紙切れ」で裏切りを判断しない
法律の線引きは、裁判では重要です。
けれど、心の世界では、それほど意味を持ちません。
なぜなら、脳は――
- 婚姻届が出ているか
- 法律上アウトかセーフか
ではなく、
- 自分以外に心が向いた
- 隠し事をされた
- 信頼が壊れた
という体験そのものを
「脅威」「裏切り」として記憶するからです。
つまり、
浮気であっても、不倫であっても、
心が受けた傷の深さは同じであることも少なくありません。
大切なのは、
「どの言葉に当てはまるか」ではなく、
その行動によって、二人の信頼関係がどれだけ傷ついたのか
を丁寧に見つめることです。
🌙 もし辛くなったり苦しくなったら。
「話す」という選択肢
があることを忘れないでくださいね。
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