【「不登校」「ひきこもり」を考える】 克服には親の「傾聴」「共感」こそが特効薬になる
思春期や青年期は、子ども特有の「なんでもできる」といった万能感が壁にぶつかり、理想と現実のギャップに健全な葛藤や挫折を生じる時期でもあります。
成功体験に喜び、自尊感情を高める一方で、自分と友達との能力の差を感じて自信を失ったり、思わぬ失恋で自尊心が傷ついたり……
それでも、周囲の大人や友人たちの力を借りるなどして適切にそれらのつらい感情を処理しながら、挫折を受容し乗り越える中で、「自分とはどういう人間なのか?」「どう生きるべきなのか?」を試行錯誤しつつ探るプロセスこそが、若さの苦しさであり、また素晴らしさでもあるのだと思います。
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